【時短】ビジネスシューズが長持ちするお手入れ方法と5つのタイミング

ビジネスシューズのお手入れは手間がかかると思っていませんか?

実はタイミグ良く行うことで手短に終わらせることができるんです!

「そんなこと言っても靴をダメにしたくないからなぁ」

と思われるかもしれませんが、試しに少し読んでみてください。

今回の記事では下記の内容を知ることができます。

・ケアの必要性とは?
・靴をケアするのに必要な道具やお手入れ用品
・靴をケアする適切なタイミグ5つ

せっかく革靴を買っても手入れの方法が分からず

しわが入ったり、カビてしまい靴が臭くなってしまってからでは遅いですよね?

革靴は少し気を付けてケアしてあげることで何年も履き続けることができ、

その過程で革の経年変化で靴の表情が変わり、あなたの重ねて思い出の1足になっていきます。

この記事では誰でも革靴をお手入れできる方法を5つのシーン別にご紹介していきます。

目次

なぜ革靴にはお手入れが必要か?

革靴を購入したものの

「手入れの仕方が分からない」「お手入れをする道具をもっていない」

などで、ケアをしないで履き続けてしまっていませんか?

ビジネスシューズに使用されている革は植物タンニンやクロムなどの溶剤でなめしてから、

加工、着色をして作られています。

革製品となってからも適度な水分や油分を保っていますが、

時間の経過や使用により乾燥が進み劣化が始まります

ケアはこの劣化から革製品をよみがえらせる工程です。

単純にケアするだけでなく、経年変化で表情が変わっていく革靴を愉しむ過程だと思うと、

日ごろの手入れも楽しいひと時として行えるのではないでしょうか?

「ケア」と「ワックス」って何がちがうの?

革靴の手入れには革をより良い状態に保つまでのシューケア

靴の外観を良く見せるワックスの2つの工程があります。

シューケアはブラッシング、クリーナによるほこりや、汚れの除去から

クリームによる革の維持までの事をさします。

革靴のワックスとは主につま先(トゥ)の部分を輝かせる工程の事をさします。

革靴のお手入れに必要な5つの基本道具

1、ブラシ

毛足の密度には大まかに2種類あり、

密度の低い硬めの豚毛や化学繊維はケアクリームを塗る際の

余分なクリーム落としなどの使用に向いており

密度の高い柔らかい馬毛などはほこりやゴミを落とすのに向いています。

ゴミを落としたブラシで、クリームなどを落とすと、

折角きれいにした靴に再度ほこりがついてしまいます。

最低でも2つはブラシを持っておくことを推奨します。

豚毛ブラシ
化学繊維ブラシ
馬毛ブラシ

2、クロス(ウェス)、クリーム用ブラシ

クロスはクリーナーで汚れを落とすときとクリームをぬるときに使用します。

小型ブラシはクリームをぬるときに使用します。

使い方は同じですがクロスでは綺麗に塗れない

縫い目や飾りの部分に使用できますのであると便利です。

個人的には小型ブラシは丸型が使いやすいですが、お好みでどうぞ。

クロスはいらなくなったTシャツなどを切ってはぎれにして代用することもできます。

カビを拭いた際には見た目がきれいでも菌が残っていますので

使いまわしをしないようにしましょう。

クロス
クリーム用ブラシ 丸型

3、シューキーパー(シューツリー)

手入れする時や保管する時に使用します。

1足につき1セット必要です。

シューキーパー(シューツリー)は靴の形を維持したり、

湿気を吸ってくれる効果も期待したいので無垢の木素材がオススメですが、

プラスチック製の物でも問題ありません。

履いた後の靴は汗が乾くタイミングが一番しわが入りやすいです。

まずは、お財布と相談して決めてください。

サイズがありますので、ご自分の靴に適したサイズを選びましょう。

小さすぎると入れている意味がないですし、

大きすぎると革が伸びすぎてしまいますので

程よくアッパーの革が張っているサイズがベストです。

シューキーパー

4、クロス

ワックスを磨き上げるためのクロスです。

1枚持っていれば大丈夫です。

私は100均のタオルや着なくなった服の切れ端なども使用しています。

手を入れるタイプは使ってみると便利で使い易いです。

5、靴ベラ

革靴を履くときは必ず靴ベラを使用しましょう。

指を使い無理やり履いているとかかとの革に負担がかかり、

型崩れを起こしやすくなります。

また、革が傷んでしまうと靴を脱いで置いている時の見た目が悪いです。

個人差はありますが、靴ベラはある程度長さがあり、

少し膝を曲げる程度で靴が履けるものが使い易いと思います。

使わなくなってしまうと意味がありませんので、

いつでも使えるように玄関に置いても恥ずかしくない

デザイン性と実用性の高いものが良いですね。

適切な保管環境

革靴の保管環境は靴を乾燥させること、防カビの観点から

湿度のコントロールがとても重要になってきます。

オープンラックをお持ちの方は良いのですが、

多くの方の靴棚は基本的に扉が閉まるタイプです。

扉をしめ切った靴棚の中はカビの繁殖に適した湿度が高く暗い環境です。

閉め切った靴棚の中は他の靴の湿気もあるため

除湿剤などを設置して湿気対策を行いましょう。

併せて除菌効果のあるものを使えば更に、カビの発生を押させることが可能です。

適切な保管環境はビジネスシューズケアの基本です。

靴のメンテナンスだけにとらわれないよう長く使うためには保管場所にも気を付けましょう。

湿気対策、除湿
防カビ対策

独特の臭いが少しありますが効果は抜群です。カビを不活性化できます。

3足を目標に揃えよう!

1日履いた靴には湿気がたまります。

靴の湿気を取るのに2日は乾燥した場所で休ませましょう。

1足を履き続けると湿気が取れずにかびやすくなったり、

革へのダメージも蓄積しやすくなってしまうので、

革靴を毎日履く方は最低でも2足を交互に履き替えて使用しましょう。

まずは、3足を揃えると革靴へのダメージをぐっと抑えることができるようになります。

もちろん革靴好きなら何足持っていても困らないですね!

革靴のお手入れ 5つのタイミング

1、革靴を購入した直後にするお手入れ

革靴を購入した直後の手入れはより長持ちをさせることができる簡単で効果的なケアです。

店頭で保管されている間に抜けてしまった油分をクリームで補い、

革底の場合はソールコンディショナーでケアしましょう。

ワックスでつま先の輝きをお好みでアップしてみましょう。

また、急な雨の日の対策としてソールケアや撥水スプレーも施しておくと安心ですね。

下記は新品の革靴の手入れ方法をまとめた記事です。

革靴の購入を検討されている方、新品の革靴を購入された方はまずコチラをお読みください。

2、普段の革靴を履いた後のお手入れ

日常的な手入れは、履いた後の湿気を取るためにシュートリーを使用して保管したり、

カビを防ぐためブラシでほこり取り、風通しの良い場所に保管するなどの簡単な手入れです。

3分もあればできますので、履いた後のケアをササっと行っておくことで

本格的なケアは月に1回くらいでも大丈夫になります。

次に履くまでは最低でも1日、理想は2晩以上は靴を休ませて風通しの良いところで乾燥させてあげてください。

履いた後のケアに関しては下記のページに3分でできる具体的な方法を記載してあります。

出張時、お出かけ先でのお手入れ

お出かけや出張の場合、基本的に道具を持っていくことはないと思いますので、

ビジネスホテルなどにおいてあるにケア用品で簡易的に対処することになります。

次の日の事もありますので、ブラシ掛けは最低でも行いましょう。

携帯用のケア用品を出張用に持っておくとベストですね。

3、月に1度の本格的な革靴のお手入れ

月に1度程度は本格的なお手入れをしましょう。履いていなくても靴の油分は抜けてしまいますし、

ほこりや湿気にりカビが生えてしまっていないかを確認する意味でも相棒の、定期的な手入れを

してあげてください。特に靴が新しいうちは1週間に一度などこまめに手入れをしながら

履きならしていきましょう。ある程度履き慣れてきたら10回程度に1回程度の本格的な

お手入れをするという間隔が良いですね。

下記の記事に、本格的な手入れの手順を記載しておりますので

慣れるまではコチラの記事を参考にしてみてください。

4、革靴を長期保管前のお手入れ

革靴を何足も持っている方や普段は革靴を履かないという方で、
履いた後にそのまま靴箱の中に入れたままにしていませんか?

1ヶ月以上保管をする場合はその前にお手入れをしましょう。
ほこりや湿気が残っているとカビの発生につながります。

革靴を履くときに異臭がしたり、カビてしまっていたら嫌ですよね?

カビは一度発生すると根が残り厄介ですし、嫌な臭いがします。

長期保管の前の手入れをすればカビトラブルも防げます。

大切な革靴がカビトラブルに見舞われることを避けるために
少しだけ労力と使ってあげてください。

カビと臭いを防ぐ

革靴を長期間保管する前にやるべきお手入れ方法を見ていきましょう。

  • 長期間の保管の前にはほこりとケアクリームを落とす。
  • カビ対策もしておくと良い。
  • 通気性の良い袋で保管するとさらに良い。
  • 靴に溜まった水分の除湿をする。


実は、長期保管前にやる事は多くないので安心してください。

それではお手入れ方法を解説していきます。

ブラッシングでほこりを落とす

馬毛ブラシを使用して靴についているほこりをしっかり落としましょう。もし、高価な靴で絶対にカビをはやしたくない場合はブラッシングに加えて最後にカビ用スプレーなどで防カビ処理を施しておきましょう。

履いた日に短時間しか使用していなくてもカビ菌は普段の生活の中で私たちと暮らしている菌です。

すこし栄養があるとその好機を見逃さずに繁殖しますので長期保管に関わらずブラッシングは行いましょう。

クリーナーでケアクリームを落としておく

できることであればクリーナーでケアクリームなども落としておきましょう。

ブラシでは落としきれない汚れもクリーナーを使えばかなりきれいにできます。

ほとんどケアクリームの色だと思われますが、ブラシでは落ち切らない汚れもクリーナーであれば落とせていますので、汚れを落としておきましょう。

お手持ちのクリーナーが強い物の場合は油分がほとんど除去されてしまっている可能性がありますので、ひび割れや乾燥をさけるため保湿用のクリームを塗ってから保管しましょう。

防カビ対策をしておく

カビ対策として防カビスプレーを靴の内部と外側共に処置をしておきます。

すぐに拭き取らず成分が浸透するのを数分待ってからふき取るとより効果的です。

革靴の中にも雑菌が繁殖していますので、
ウェスなどに防カビスプレーを吹きかけてしっかり拭き取りましょう。

大げさと思われるかもしれませんが、
カビは靴箱の中や暗くて湿った場所が大好きですぐに繁殖します。

定期的に革靴の状態は確認しましょう。

除湿をする

靴を履いた後であれば保管する前に最低でも2日は乾燥した場所で、
靴に溜まった湿気を飛ばしましょう。

1日履いた後の靴はコップ1杯分程の湿気を吸ったり
放出したりしていると言われています。

すべての湿気が脱いですぐに飛んでいくわけではないので
乾燥工程が必要になるわけです。

靴に湿気が溜まったまま長期保管してしまうことが
1番のカビと臭いの原因です。

通気性の良い袋に入れる

靴に付属していた袋があればその収納袋を使い、必ずシュートリーを靴に入れほこりやカビが付着しないよう収納袋で保管しましょう。保管する場合は空気が良く動く風通しの良い場所にしましょう。

梅雨の時期を越して保管する場合は除湿剤を合わせて入れておけばされに効果てきです。

入れすぎると乾燥しすぎてしまうので適度な量をご利用下さい。

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以外に忘れたまま保管してしまいがちですよね?

しかし、これだけやっておけば久しぶりに履こうと思ったときに
カビだらけで革靴を買いなおす羽目になることは避けられます。

革靴の補修【ひび割れ、キズ、カビ、水濡れ】

革靴のお手入れは基本的には

・購入直後
・日常的なお手入れ
・出張時のお手入れ
・本格的なお手入れ
・長期保管の時のお手入れ

使用しているとアクシデントで靴にキズがついてしまったり、

コバの部分の色が落ちてきたり、カビてしまったり、水濡れをしてしまうことがあります。

下記は、トラブル対応の記事です。

カビには特に気を付けてください。

まとめ

  • まずは基本道具の5個を揃えよう
  • 新品の靴のケアは簡単で効果的
  • 同じ靴を毎日履くのは可能な限り避けよう

革靴はスニーカーなどよりもメンテナンスが必要ですので手間がかかりますね。

しかし、定期的にケアをしてあげればスニーカーよりはるかに長く履き続けることができます。

靴の手入れ状況によって仕事ができる(きちんとした人かそうでないか)を見られることもありますし、履き慣れてきた靴には愛着も湧いてきますので、できるだけ長く同じ靴が履けるようにメンテナンスをしてあげてくださいね。

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