革靴のソール(サイド)の劣化気になりませんか?簡単なお手入れ方法とツールを画像付きで紹介

ソール(サイド)の劣化が気になっていませんか?シューケア用品を使用して補色してもすぐ色が落ちてしまう。

なんだか毛が立ってきてみっともない。ほとんど見られない部分なんですが、だからこそビジネスマンとしてはちゃんとしておきたい部分ですよね。

ここではサイド(コバ)を簡単に補修できるツールと具体的な使用方法を説明していきます。

私の失敗事例もお話していますので、皆さんは同じことにならないようぜひ参考にしてください。

目次

革靴のソール(サイド)の劣化気になりませんか?
簡単なお手入れ方法とツールを画像付きで紹介

用意するもの

[ブートブラック] Boot Black エッヂクレヨン( 革コバ専用補色クレヨン) コロンブス≫

用意するものはコバインクもしくはコバクレヨンです。

どちらか片方だけでよほどの場合は事は足ります。

コバクレヨンの場合は紙やすりで削らなくても綺麗な見た目に仕上げることができますが

お好みで400番くらいの紙やすりを用意しておくと出来上がりの見た目と作業効率がアップします。

コバお手入れ方法 クレヨン

クレヨン1本でこんな感じで綺麗になります。

靴を履いていたらあまりわからないかもしれませんが
綺麗な見た目の方が気持ちも引き締まりまりますね!

クレヨンは力を入れすぎると折れてしまいます
使用する際は始めは優しくコバにあてて色付きを確認しながら1回で補修するのではなく10回程度は塗り重ねるイメージで塗りましょう。

また、作業中や補修したすぐはクレヨンが色写りしやすいですので汚れても良い服装で行いましょう。

それでは、補修を始めて行きましょう。

今回は紙やすりでけば立った部分を削り取らずそのまま上から塗っていきます。

塗る前はこんな感じでつま先の部分がダメージを受けています。

今まではクリームで補色してごまかしていましたが、色を入れるだけだと1ヶ月もするとすぐにまた色が抜けてきてしまうようになっていました。クリームの色が残っているので分かりにくいかもしれませんが、よく見るとつま先がぼぞぼぞなのが分かります。

分かりやすいようにクレヨンで何度か塗った部分と塗ってない部分の比較写真です。

見て頂くと分かるようにクレヨンで塗った部分と塗ってない部分は明らかに違いがでます。

2-3回軽く塗った程度だとこんな感じです。

まだ、けば立った感じがありますね。さらに塗り重ねていきましょう。

ここからさらに塗り重ね行くと徐々に雰囲気が変わってきます。
けば立った部分を塗りつぶしていく感じで何度も塗り重ねていきます。

ここで焦ってクレヨンで塗る力を入れすぎないように気を付けましょう。
力のある方だとクレヨンは簡単に折れてしまいますので、優しく。

ここまでくるともうほぼ補修完了です。後はお好みででこぼこした部分とひびを整えていきましょう。

あまり気にしなくてもブラシで磨くと綺麗になりますので一度ブラシで磨いてみながら調整してください。

最後に豚毛、化学繊維ブラシなどで軽く磨いてあげると成分のロウに艶がでて綺麗になります。

レザーソールならここからコバにワックスをするとさらに艶と持ちが良くなります。

とても簡単ですよね。正直、コバインクは必要なかったのではないかと思うくらい使い勝手が良いいです。

今回は紙やすりでけば立った部分を削り落とさずにクレヨンを塗っていきましたが、最初に紙やすりで削るだけでよりきれいに、そしてより早く補修ができると思います。

完成です。

ブラシで磨いた後にクロスで軽く表面を整えてあげるとよりきれいな見た目になります。

今回使用した補色クレヨン

[ブートブラック] Boot Black エッヂクレヨン( 革コバ専用補色クレヨン) コロンブス≫

コバインクの油性と水性の違い

インク系の商品を購入する際に注意して頂きたいことは、油性(ゴム材と革材の合成ソールに使用可能)水性(革材にのみ使用できる)の大きく分けて2種類があります。

今回冒頭の画像に上げているように私は合成ソールの靴の補修用に水性を買ってしまいました。

後で調べたところ水性は合成ソールには適して無いということで、比較テストは断念しました。

皆様にはご自分のソールに合ったコバインクをご用意頂きたいと思います。

油性のもの

水性のもの

コバお手入れ方法 コバインク 

今回は使用しませんでしたので続編をお待ちください。

まとめ

  • クレヨンタイプの使い勝手が良い
  • コバインクは油性タイプと水性タイプがある
  • けば立った毛は紙やすりで削ると出来上がりの見た目も良くなる

いかがでしたでしょうか?

コバの補修は正直手間がかかると思い諦めていましたが、実際に補修してみるととても簡単でした。

画像で見てみるとその簡単さもお分かりいただけると思います。

10分程度あればできてしまいますので、ぜひ、ご自分でお手入れしてみてくださいね。

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