みなさんはゴールドやシルバーの牛革が欲しいなぁと感じたことありませんか?
なかなか無いですよね。あってもクロム鞣かエナメルのレザーばかり。
ないものは作ってみましょう!
そこで今回はヌメ革をゴールドやシルバーに着色してしまうという方法を教えます!
ゴールドやシルバー以外にも応用できますのでぜひ参考にしてみください。
レザークラフトの革材を着色するには?
ファブリック顔料を使ってみましょう
ファブリック顔料 SEIWA シルバー
レザークラフトグッズを数多く販売している誠和[SEIWA]さんが出している着色顔料です。
レザーだけでなく、布にも着色することができるため、様々なハンドメイド作品で活躍しています。
SEIWAさんの他にも同じような顔料が販売されています。
これを使えば金銀に着色できるよ!というのは実際にレザークラフトショップの店員さんに教えていただきました。
24色ありますが1本あたりは600円程度です
どんな色合い?
私が過去に作った三角コインケースがこちらです。
ファブリエでヌメ革を着色して作りました!
実践

今回はゴールドのコーヒースリーブを作ります。
用意するもの
ファブリエ
まずは何と言ってもファブリエです!色はお好みで!
着色してしまうので、革の良さが出せないですが失敗してキズが入ってしまった革や
色むらが出てしまったものなどを有効活用できます!
筆
塗装筆 面相筆 平筆 4種8本 塗料皿 5個 スポイト 4個 付き
ファブリエを塗るには筆を使用します。
筆はなんでもいいですが、大きいサイズのものがやはり塗りやすいです。
ファブリエのメリットとして着色だけなく絵や柄を描くこともできるので細い筆もあると便利です。
こちらのセットは容器もついていて親切ですね。
レザー
あとはレザーがあればOKです。
染められていないヌメ革がおすすめです。
塗らなくても元からカラーがついているものもありますよ
塗り方

まずは適量のうんk・・・ファブリエを出します。
ファブリエは水で薄めることができるので、水も用意しておきましょう。
(ちゃんとした用意がしたい人はうすめ液もあるのでチェックしてみてください。)

自分好みの粘度になるまで水で薄めていきます。
基本的に薄い方が塗りやすいですが、若干ムラになりやすくなります。
あとはこれをヌメ革にザーッと塗っていくだけです

すごくいい感じの発色!
ムラになったなーと感じる部分があったら何度も上から重ね塗りしてみて下さい。
あとは普通にレザークラフト !
水を使っているので乾かしてから作業をしていきましょう!

普通にコバも磨けます。スリッカーでゴシゴシしても落ちませんよ!
ちなみにファブリエで着色したレザーにはトコフィニッシュがおすすめです。
トコフィニッシュは無色透明で、着色面にはみ出ても目立ちません。
あとは縫えば・・・

こんな感じ!
完成!!

ちゃんとできました!
本当にこんな感じで簡単に着色できます!
おまけにゴールドやシルバーという普段ない色が自分で作れてしまう。
みなさんの作品のオリジナリティアップ間違いなしですね!!
注意
スポンジは使えない
他の染料では使えるクラフトスポンジですが、ファブリエとは相性が良くありません。
スポンジの目に詰まってしまいます。筆を使うようにしましょう!
染めではなく着色
ファブリエはあくまで顔料です。
その他の染色剤と違って経年変化は楽しめません。
もちろんレザー自体は経年変化をするので柔らかくなりますが、色の変化はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか
ヌメ革をゴールドやシルバーに着色できたらいろんなことに使えそうですよね。
自分のブランドマークなどを染料で押しても面白そうですね。
ハンドメイド作品にオリジナリティを加える一つとして検討してみて下さい!
ゴールドやシルバー以外にも様々な色がありますよ!