
ウェットフォーミングと言うものについて教えてください。
面白そうです。
レザークラフトの技法の一つであるウェットフォーミングはご存知でしょうか。
難しそうに感じますが意外と簡単に練習することができます。
この記事ではウェットフォーミングについて、参考になる情報を紹介します。
やってみようと思う人は是非参考にしみてください!
特に今から練習してみようと言う人には役に立つ情報です。
ウェットフォーミングとは
ウェットフォーミングとは、レザーを水で濡らして形を整形する技法です。
レザーは水で濡れることで柔らかくなります。
濡れたレザーは乾燥する時に収縮し硬くなります。
その特性を利用して立体整形をする技術です。
一見むずかしいですが、できると作品の幅が広がるのでオススメの手法です。
最近ではスマホケースやAir Podsケースなどがウェットフォーミングで作られることが多いですね。
ウェットフォーミングに必要な道具

ウェットフォーミングに必要な道具とオススメの革について紹介していきます。
専用の道具はありませんが、少々気をつけて道具を使用しなければうまく整形できません。
オススメの革

タンニンなめし革、特にタンローのレザーがオススメです。
ウェットフォーミングがやりやすい革は実は限られています。
どの革でもできるというわけではありません。
オイルを多めに含んでいるレザーなどでは上手にフォーミングできないのです。
無難なタンローの革を使うようにしましょう。
型
ウェットフォーミングをするには整形用の型が必須です。
多くの場合、木などを削って専用の型を作成します。
とりあえず試しでやってみたい!という方はこのような型セットを入手するのがオススメです。

こういったセットがあれば誰でも気軽に練習することができます。
また、スマホケースであれば展示用の模型を型がわりに使う方法もあります。

あなたが作りたいスマホに合わせて展示用模型を選んでみてください。
※CAD技術があれば3Dプリンタでも作成可能!
おもし
おもしや固定用器具も必須です。
オススメは100円ショップでも手に入る「C型クランプ」です。

C型クランプで型を固定して放置することでウェットフォーミングが可能です。
固定強度も変えることができます。
単純に重いもので上から押さえるよりはるかにいいです。
ウェットフォーミングのコツ

ウェットフォーミングのコツについて紹介します。
主には以下のポイントが重要です。
● 型の準備をしっかりする
● しっかりと固定する
● 乾燥中は触らない
● 焦ってドライヤーなどを使わない
何よりも型が重要です。
型を適当に用意してしまうと綺麗なウェットフォーミングができません。
型を自分で作る場合は十分に注意しましょう。
また、ウェットフォーミングが革が乾燥することによって形が整形されます。
なのでしっかりと固定し、乾燥中は変に動かさないことが重要です。
ドライヤーを使えば早く乾燥しますが、その分レザーが傷んだり、縮みすぎたりします。
自然乾燥で乾かしましょう。
参考になるサイトや本
ウェットフォーミングの参考になる情報をまとめました。
サイト
このサイトでは100円ショップの道具を使って型を作るところから説明があります。
とても参考になりわかりやすいサイトです。
本

「大人のレザークラフト2 紳士の革小物」にはウェットフォーミングについて紹介があります。
もし本で読むのが好きな人がいたら是非参考にしてみてください。
まとめ
● ウェットフォーミングは水で濡らして整形する技法
● 型を使って立体整形する
● 型が重要!
いかがでしたでしょうか。
この記事ではウェットフォーミングについて紹介しました。
新しい手法として挑戦すると作品の幅が広がります!
紹介したサイトや本を参考に是非取り組んでみてください!
Goro
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