【図案や必要技術と道具】レザークラフトのカービング3種類を紹介

レザークラフトの表現技法であるカービングは知っていますか?

レザーアイテムにオリジナリティを出すことができる技法です。

カービングには専用の道具があり、どんな道具が必要か知っていないと始めることができません。

この記事ではカービングとは何か、どんな道具が必要か、おすすめの練習方法について紹介します。

ここで紹介するものを持っておけば基本的にカービングができます。

カービングが気になっている方は是非参考にしてみてください。

目次

カービングの種類は大きく分けると3つ

カービングはレザークラフトで革にあとをつけ、それを柄にする技法です。

革の可塑性(かそせい)という特性を利用します。

可塑性(かそせい)とは、一定以上の力が加わるとその形が残る特性のことです。
革が傷ついてしまうと元に戻りませんよね。その特性をあえて利用するのがカービングです。

少し難しい言葉ですが、簡単に言うと

革に形を覚えさせる

というイメージです。

カービングの柄

カービングには様々な柄があります。

自由に表現できるのがカービングの魅力です。

ただ、大きく分類すると次の3つに分類することができます。

  • シェリダンスタイル
  • フィギュアカービング
  • 文字カービング

それぞれについて説明していきます。

1、シェリダンスタイル

シェリダンスタイルとは、アメリカのワイオミング州シェリダンという地名から名付けられた技法です。

伝統的なレザーカービングの技法です。

アメリカで生まれた技法ですが、今は全国的に利用されている技法です。

花と葉のモチーフが特徴的なカービング技法です。

レザークラフトでカービングというとまずこの絵柄を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

歴史のある表現技法です。

2、フィギュアカービング

フィギュアカービングもレザークラフトで人気の技法です。

フィギュア=何かのモチーフと思ってください。

シェリダンスタイルとは違って、自由にカービングする技法です。

犬、猫、鳥、人間、アニメなど自分の描きたいものを革に表現します。

紙に描くのと違って三次元的に立体感を出しながら革に描きます。

3、文字カービング

文字カービングも表現技法の一つです。

刻印とは違い、カービングの技法を使って文字を掘ります。

文字が手前に浮き出るような立体感を出すことができます。

カービングに必要な道具

カービングには通常のレザークラフトとは違う道具を使います。

どんな道具が必要なのか解説していきます。

必須の道具

カービングを行う上で必須の道具について解説していきます。

ヌメ革

カービングには基本的にタンニンなめしのヌメ革を使います。

カービングをする場合、少し厚め(2.0mm以上)がおすすめです。

薄すぎると陰影が付きにくいです。

薄い革でも陰影をつけることはできますが、力加減が難しいので初心者にはおすすめしません。

1mm以下の厚みになるとナイフで切る際も繊細な作業となるのでまずは厚めの革にしましょう。

大理石

大理石はカービングをする際に下敷きにします。

ゴム板や木の板だと衝撃を吸収してしまい、綺麗な打刻にならないことがあります。

もちろんゴム板でも可能ですが綺麗なカービングにするために大理石を使うようにしましょう。

大理石はクラフト社さんが25cm x 25cm x 3cmとちょうどいい大きさのものを出しています。

スーベルカッター

スーベルカッターは書いた図案どおりに切るために使います。

このスーベルカッターで傷をつけ、その傷に沿ってスタピングしていきます。

非常に大事な道具です。

個人的には信頼おけるメーカーである協進エル社かクラフト社製のものがおすすめです。

ベベラ

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ベベラはスーベルカッターに沿って打つことで図案に陰影をつけることができます。

非常に登場回数の多い道具です。

特にこの3本セットを駆使すれば、ある程度はっきりした陰影をつけることができます。

カービングをする上で最初に買っておくべき道具です。

トレーシングペーパー・鉛筆

図案をレザーに移すために使います。

レザーに直接描くこともできますが、トレーシングペーパー自体は安価なので持っておくことがおすすめです。

持っていると便利

必須ではないけど持っておくと便利な道具について解説します。

高い道具ではないので気になったら持っておくのが良いと思います。

両面モデラ

created by Rinker
誠和(Seiwa)

両面モデラは使いやすくおすすめです。

特にフィギュアカービングで重宝します。

このペンで抑えることで軽く陰影をつけることができます。

繊細な凹凸、陰影をつける場合は両面モデラが効果的です。

伸びどめシート

のびどめシート 【30×50cm】

伸びどめシートも持っていると便利です。

カービングでは革を打つため、その分伸びてしまいます。

伸びどめシートを床面に貼っておくことで、革が伸びることを抑えることができます。

こちらも綺麗に作る場合は持っていた方が良いアイテムです。

刻印

刻印もカービングに使用します。

ちょっとした柄や縁取りに使いオリジナリティを出すことが可能です。

ネットで買う場合はセットになっているものがおすすめです。

カービング練習の参考になるもの

カービングを行うにあたって参考になるメディアを紹介します。

個人的には本もおすすめですが、最近は動画で技法を公開してくれている方も多いです。

ぜひ参考にして練習してみてください。

レザーカービングの専門書

カービング専用の専門書が販売されています。

情報量がかなり多いのでおすすめです。

レザーカービングの技法 シェリダンスタイル編

シェリダンスタイルの技法を真剣に学びたい方はこちらの本がおすすめです。

道具から技法、染め方まで非常に詳しく記載されています。

レザーカービングの技法 フィギュアカービング編

フィギュアカービングを真剣に学びたい方はこの本がおすすめです。

犬や猫のカービング方法から、アインシュタインの顔まで。

とても細かな技法が載っているので参考になります。

動画 

REDMOON後藤さんのカービング技法の動画です。

小指を使うなど、感覚的な部分を伝えてくれていて分かりやすいです。

初めてベベラを使う方などにおすすめの動画です。

まとめ

この記事について簡単にまとめます

  • カービングとは革に跡をつける技法
  • シェリダンやフィギュアなどの技法がある
  • 必須道具を揃えて始めよう!

この記事ではカービングの基礎情報についてまとめました。

ぜひ必須の道具を揃えて、カービングを始めてみてください。

作品の幅がぐっと広がります。

Goro

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