
レザークラフト、騒音のため夜にできません・・・
どうしたらいいのかな
レザークラフトはとても音が出ますよね。
マンションやアパートだとなかなか夜にやるには難しいのではないでしょうか。
この記事では具体的に何で音が出るのかポイントを説明し、
音を出さないために便利なツールについて紹介します。
レザークラフトは音が出る

レザークラフトはとても音が出る趣味です。
騒音ともいえるくらいの音が発生してしまいます。
マンションなどでは夜にやるのは気になりますよね。
基本的に、音が出るのは仕方がないと考えてください。
少しでも音を静めるためにまずは以下の確認が必要です。
● 作業机にガタがない
● 不要な道具を置いていない
これらをしっかりと整えた上で作業をする必要があります。
騒音は仕方がない

騒音は仕方がないとした上で、
具体的にどのタイミングで音が出るのかポイントを押さえてみましょう。
穴あけ時のハンマー音
菱目打ちで革に縫い穴を開けるときに音が出ます。
どれだけ分厚いゴム板を使っていようとハンマーで叩くわけなので仕方ないですね。
この時の音が最も大きな騒音になると思います。
縫い穴を開ける時の音を軽減するだけでもかなり音を少なくすることができます。
打刻音・金具音
革に刻印や金具を打つ際に起きる騒音です。
縫い穴を開ける場合に比べると頻度が少ないので、そこまで問題にはなりません。
ただ、音の大きさとしては菱目打ちよりも大きくなります。
ゴム板と違って革の裏に硬い金属や大理石を置くため比較的大きくなるのです。
トコ磨き音
トコ磨きやコバ磨きの音も騒音の一種になります。
コバだけであればそこまで大きな音が出ませんが、
ガラス板でトコ面を磨く際にはゴリゴリといった音が発生します。
夜中にはなかなかできない処理です。
騒音を抑える方法

騒音を抑える方法について具体的にどんな方法があるでしょうか。
基本的には、別途静音ツールを使うことが効率いいです。
静音方法とツールの種類について紹介します。
穴あけツールを使う
サイレントツールとして、菱目うち用のパンチがあります。
パチパチという音は出てしまいますが、
ハンマーの衝撃音に比べるとかなり音を防げます。
このツールがあれば夜でも特に問題なく使用可能です。
メリット
● かなり音を軽減できる
● 扱いが簡単
デメリット
● 歯を抜きにくく少し効率が低下
● 握力が必要
音を軽減できますが、歯がぬきにくいので若干効率は低下します。
夜だけ使う といったことで活躍できるツールです。
持っていて損はありません。
ハンドプレス機を使う
レザークラフト用のハンドプレス機を使うのも静音におすすめです。
菱目うちやポンチに応用して使用できる便利なツールです。
大きな音は出ないため、非常におすすめです。
メリット
● 大きな音はでない
● 菱目うち、ポンチ、刻印に使える
● 効率がアップする
デメリット
● 値段が高い
● 場所をとる
ハンドプレス機は綺麗に菱目うちや刻印を打つことができるツールです。
効率も下がらないどころかアップします。
1台は持っておきたいです。
ただ、場所を取るので少しハードルが高いのが難点です。
協進エル製がおすすめ
こういったツールはAmazonのレビューを見て買うのもオススメですが、
私としては日本のメーカー「協進エル(きょうしんエル)」製のものを買うのがオススメです。
協進エルはクラフト社、誠和社と並ぶ日本のレザークラフトメーカーです。
実績も十分ですし、いろんな道具を出しています。
迷った場合はここにしておくことで失敗ないと思います。
ハンマーを変えてみる
コストをかけずに騒音を小さくする方法としてはゴムハンマーも検討できると思います。
しかし、ゴムだけに衝撃を吸収してしまうので作業効率は落ちてしまいます。
下記のページでハンマーについても記載しています。

その他:膝上にゴムマット
その他の音を抑える方法として、膝の上で作業をする方法があります。
作業机の上でハンマーを叩くとどうしても音が出てしまいます。
そこであぐらをかき、膝の上にゴム板を置き、そこで打ちます。
そうすることで比較的音を軽減することができます。
しかし、作業効率が非常に悪いためミスする可能性が高いです。
やはりちゃんとしたツールを入手して作業することをオススメします。
まとめ
● 音が出るのは仕方ない
● 静音ツールを使うことで軽減できる
● ツールは協進エル製がオススメ
この記事では音が出るポイントと、静音ツールについて説明しました。
こんなツールがあるということを知って、楽しいレザークラフト ライフを送ってください!
朝も夜も気にせずレザークラフトができるようになることを願っています!
Goro